2016年7月22日金曜日

おや、また嵐ですか…

お嬢様のカリスマが溢れまくっている咲文、もとい文咲の世界。
咲夜さんと文のやりとりに悩むよりもお嬢様の溢れ出るカリスマをどうするか悩んでるのはここだけの秘密。



・甘えられない
―咲アリやめーさくの世界の咲夜さんと違って甘えたくとも甘えられません。
それはお嬢様への忠義と文への思いに挟まれていてどっちつかず、というのが大きな要因だったりします。
後は何より、他人に知られたくないという気持ちが強すぎるのもあります(いずれ上げる予定の話より)。
なので二人きりだとデレたりします。

・振り回されてる?
―妙な関係のレミリアと文に振り回され気味です。
この二人に悪気はなく、きっと二人からすれば「「咲夜(さん)が素直じゃないのが悪い」」と言うでしょう。

・理解できてるようでできていない
―咲アリの世界のそれ、とはまた異なります。
咲アリの世界ではこれがある意味いちゃつき度を上げるものとなるんですが、文咲の世界ではなぜだかそうはなりません。
むしろシリアス具合が増している気もします。
それはやっぱり相手がどれだけ長生きしているかにかかっているのかと。



…ダメだ、咲夜さんの設定のはずが凛々しい(凛々しすぎる)お嬢様が脳裏によぎりまくって書けないです(それもどうかと思うが)
もどかしい感じの咲夜さん、と思っていただけたらいいのかもしれません。

2016年7月7日木曜日

【願い事】

「ふむ、年に一度しか会えなくなったら。ですか」
 また変なことを…と差し入れのクッキーと紅茶に舌鼓を打ちながら思う美鈴。
木陰に座り込んで休憩を取っている。いい具合に冷えた紅茶が美味しいのかごくごくと喉を鳴らしている。
「…最近忙しくて一緒にゆっくり過ごせてないけどね?」
 でもそれとこれとは別、と気に凭れ掛かりながら美鈴の方を見下ろしている咲夜が言う。
暑さに弱い、というよりも夏の日差しに殊更弱い主とその妹の為に従者たちはそれぞれ奔走していたのだ。
 日がかんかんと照っている昼間は昼間で美鈴が心配するためあまり会えてないのだ。
「会えないのは会えないので悲しいですし辛いです」
 仕事上仕方のないことですけどね、とマイペース気味に答える美鈴。
求めていた答えと違うのか、少しばかり不機嫌な咲夜。
「ですが…」
 よっと、という掛け声と共に立ち上がる。
「会えずともいつも咲夜さんが見つめてくださっていますからね」
 真剣な声色と瞳。そんな美鈴に気圧されたのか後ずさりしようとする咲夜。
しかし、それは満足にできない。
「ね?」
 にへら、と笑う美鈴。
「なっ…」
 顔を真っ赤にし、次の瞬間にはいない咲夜。
「…別にからかったつもりはないんですけどね」
 そう数の多くない窓の一つを見る美鈴。
「あれだけ見つめられていたら嫌でもわかりますよ」
 ああ、この言葉は適切じゃないですかねと肩を竦めながら持ち場に戻る。

『死してなお、愛おしい者たちといれますように』
『愛おしい者たちの幸せを守れますように』

満天の星空の下、そんなことが書かれた短冊が風に揺らいでいた―。

【行事】

「ああ、七夕ね」
 機織りをしていたアリスにそう声を掛ける咲夜。
「七夕?ああ、あのいちゃこらし過ぎて仕事しなくなったカップルの話?」
 それがどうかしたのかしら?と手を止めずに尋ね返すアリス。
「…そう言うところアリスって辛辣よねぇ」
 ロマンがないわと溜息をつきながら言う。
「星に関してロマンを語り合いたいなら近所の白黒魔女のところにでも行きなさい」
 邪魔しないでちょうだいと言わんばかりの口調である。
「そもそも何しに来たのよ」
 断りもなく入ってきてから…とアリスの小言は続く。
「ん?一年に一度しか会えなくなったらアリスはどう反応してくれるかしらと思ってね」
 アリスが手を止め、見た咲夜の表情はいつものそれではなかった。
「……バカね」
 抱きしめ、唇を塞ぐ。
「魔女は欲深いのよ?離すわけないじゃない―」


「ところでなんで機織りを?」
「そもそも七夕は機織りや裁縫の上達を願う行事でもあるからね」
「そんなことしなくとも十分上手だと思うけれど?」
「願掛けもまた努力のうちよ」

2016年7月1日金曜日

私と違って貴方の時間は有限だもの

めーさくも好きです。
以前にも書きましたが、東方にはまってまず書き始めたのがめーさくでした。
真っ先に読み漁っていたのもめーさくでした
(お嬢様、形無し…)

そんなめーさくにおける咲夜さんの設定です。

・甘えた
―咲夜さんがべたべた甘えます。べたべたとまではいかなくとも甘えます。
これはやっぱり相手である美鈴の性格が大きいような気もします。

・ほぼ等身大の自分を見せている
―『永遠に至る誓い7―それぞれの答え―(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6920675)』の会話にあるように唯一弱いところを見せられる相手が美鈴です。
と言っても最初からすべてを見せるのではなく、我慢の限界までため込んじゃうのは私の考える咲夜さんらしいところでもありますが。
加えて、弱いところを見せられるのは美鈴だけ、と思っているのは咲夜さんだけでちゃっかりお嬢様も理解を示していたりしますが。

・Mです
―SもMも器用にこなす(であろう)咲夜さんですが、どうにもこうにもめーさくにおいてはMです。
まだ上げてませんが(というか上げるのを悩んでいる)R指定のかかる話では美鈴にしてやられちゃってたりします。

・良くも悪くも影響を受けている
―これはまだどの話にも出てきていませんが、教育係であった美鈴の影響を良く受けています。
どことなく似た雰囲気を醸し出したり、よく似た言動をするのは少しばかりのお嬢様の趣味と、美鈴の甲斐甲斐しい教育のたまもの。。。なのかもしれません。



……こちらもなんだかんだ言ってあまりない様子。
咲アリに比べてさほど上げていないのも原因…?


大人っぽさと少しばかり子供っぽさをめーさくの世界の咲夜さんから感じてもらえれば、と思います。